岩盤浴の入り方やマナー~最大限リラックスするための方法~
「最近、岩盤浴にハマってる」
「岩盤浴の効果的な使い方って?」
こんにちは、CROSEY編集部です。
岩盤浴にはさまざまなメリットがあります。
体のリラックス効果や温度を上げたり下げたりすることによる頭のリフレッシュ効果、汗をかくことによる熱中症の予防効果など。
なにより、純粋に汗をかくのは気持ちいいですし、そのあとに入る銭湯や温泉なども格別といえます。
また、運動が苦手な人でもいい汗をかくために使いやすく、今人気のあるサービスとなっています。
そして、そんな岩盤浴ではあることを意識すると非常にリラックス効果が高くなることを知っていますか?
今回の記事では岩盤浴を効率的に利用するおすすめの方法や岩盤浴を使う際のマナーをご紹介していきます。
目次
効果的に岩盤浴を活用するポイント
岩盤浴には様々な効果がある部屋が複数用意されています。
また、湿度や温度が違う場合もありますが、基本的にどの部屋でもやることは同じになります。
①まずは体を温める
岩盤浴を利用する目的は体を温めて汗を流すことです。
そのため、どの部屋を選択としたとしても、まずはしっかり体を温めることを意識しましょう。
体が汗を流せる状態までしっかり温まりきらずに入浴を終えてしまうと、時間のロスになってしまいます。
そして、岩盤浴に入浴する際に注意したいのが、体の結露という現象です。
結露に注意
結露とは体と室温に温度差がある場合に、体と室温との境界部分で空気中の水分が凝縮される(冬場によく起こるやつです)現象です。
そして、体が結露すると、水滴がいっぱいつくようになります。
そのため、実はたいして汗が出ていないのに大量に汗が出たように見えてしまいます。
結露に騙されて汗をいっぱいかいたと勘違いしないようにしましょう。
岩盤浴では体が内側からしっかり温まったことによって汗をかくことに意味があります。
特に岩盤浴に入り始めた最初が勘違いしやすいので注意が必要です。
また、部屋によっては湿度が高く、結露しやすい場合があるので特に注意しましょう。
体の温まりを判断する方法
結露と汗は見た目がほとんど同じですので、外観で判断することは難しいです。
見極めのポイントは体がしっかり温まったかどうかを意識することが大切。
そして、「体がしっかり温まったかどうか?」は背中部分で判断するのがおすすめです。
体の表面部分は外気温が高いとすぐ熱く感じてしまいますが、体の深部に当たる背中は時間をかけないと温まってきません。
そのため、背中の温度を基準にするのがおすすめです。
背中さえきっちり温まっていれば、しっかり汗はかけているはずです。
②冷却室で呼吸を整える
岩盤浴には必ず冷却室が設置されています。
この冷却室をすっ飛ばして、いきなりリラックスルームで横になる人がいますが、これは非常にもったいないです。
岩盤浴で体を十分に温めた後は、すぐに冷却室で体を冷やしましょう。
サウナの水風呂と同じで、リラックス効果が上がります。
岩盤浴で体が火照った後ですので、冷却室に入った直後はすごく気持ちいいと思います。
そして、冷却室で呼吸を整えながら、1~2分程度体を冷却します。
空気を鼻から吸って、口から吐き出すのがコツです。
体に汗などの水分が付いたままだと冷えすぎてしまう場合ので、冷却室に入る前にタオルなどで拭いておきましょう。
また、体が「寒いな」と感じたら、1分経ってなくても外に出てしまって大丈夫。
③リラックスルームで脱力する
冷却室が終わったら、その次はリラックスルームを活用しましょう。
ところで、せっかく来たのだからと「ずーっと岩盤浴ルームに入ろう」とする人がいます。
それは逆に体に疲労が蓄積してしまいますし、リラックス効果がありません。
しっかり、入浴の間に休憩をとりましょう。
岩盤浴にはだいたい畳が敷いてあるリラックスルームがあると思います。
冷却室で体を冷却した後は、そちらを利用して横になります。
おおよそ5分程度を目安に深呼吸しながら横になってリラックスするのがとてもおすすめです。
個人的にはこの瞬間が一番気持ちよく、頭がとてもスッキリする感じがありますね。
ここまでが1サイクルになりまして、準備ができたらまた岩盤浴からスタートします。
入浴方法まとめ
これまでおすすめの岩盤浴の仕方を紹介してきました。
ほんとに気軽にできますので、岩盤浴に行った際にはぜひ試してみてください。
- 岩盤浴で体を温める
- 冷却室で体を冷やす
- リラックスルームで横になる
これらを3~4サイクル程度繰り返すと非常に効果的です。
岩盤浴で注意したいマナー
岩盤浴にはさまざまな健康効果がありますが、自分だけではなく、他のお客さんと一緒に入浴します。
そのため、周りに迷惑をかけないために、マナーを意識することがとても大切です。
岩盤浴では一部マナーの悪い人たちによって、快適な空間がぶち壊されてしまうこともあります。
こういう人たちは”周りへの気遣いや思いやり”に欠けている場合が多く、注意されたところで気にしない人も一定数います。
非常に残念な話ではあるのですが、大事なのは「自分がマナーの悪い側」にならないことです。
特に岩盤浴に慣れていない場合では、知らないうちにやってしまいがちなマナー違反もいくつかあります。
この機会にしっかり覚えておきましょう。
岩盤浴でやってはいけないNG行動
非常に気持ちいい岩盤浴ですが、他のお客さんや施設の方に迷惑をかけてしまうのはNGです。
岩盤浴でやってはいけないNG行動の代表例として、
- 友達や恋人とのおしゃべり
- 混雑時の場所取り
- スマートフォンの持込
- いびき
- アルコールが入った状態での利用はNG
- 自分が座る・寝る場所にはタオルを敷く
などがあげられます。
入浴中は静かにする
会話がOKな岩盤浴もたまにありますが、基本的に入浴中は静かにしましょう。
うるさくされると単純に「気が散る」ことになりますし、イライラして入浴に集中できない場合があるためです。
いびきに関しては生理現象であるので、ある程度は我慢できるところもあるかと思います。
しかし、友達や恋人同士でペチャクチャしゃべってしまうのは、本当にいただけません。
普通に「うるさい!」と注意できる人なら問題ないと思います(でもトラブルの原因になりそうです)が、大体の人は注意することができません。
こういう人たちは延々しゃべり続けているので、黙って寝ているこっちからしてみれば浴室を変えるぐらいの対処法しかないのが、非常に残念なところです。
スマートフォンはロッカーへ
岩盤浴はサウナなどに比べると温度がそこまで高くありません。
そのため、物理的にスマートフォンを持ち込んでも大丈夫だったりします。
しかしながら、スマートフォンを触っているときは画面の光が出てしまいますので、周りの方が気になってしまいます。
気がそがれる原因でもありますので、スマートフォンの持込や操作は浴室内で行わないようにしましょう。
昔ひどかった人は、浴室で寝ころびながら「スマホで通話」していました。
さすがにここまでひどい事例はそうそうありませんが、見かけた場合は施設のスタッフさんに連絡するのがいいかもしれませんね。
とりあえず、スマートフォンは盗難の恐れなどもありますので、貴重品ロッカーに収納しておくことをおススメします。
混雑時の場所取り
私が一度行った岩盤浴では浴室内に”漫画の持込がOk”なところがありました。
できたばかりの岩盤浴施設だったので、非常に人気があり浴室内が混雑気味だったのですが、ひどかったのが浴室内に”タオルを置いての場所取り”していたことでした。
自分が読んでいる漫画の続きを取りに行くために、タオルを置いて場所を確保したまま、浴室と漫画置き場を往復するマナー違反者です。
「漫画読みたければ漫画喫茶に行けよ!」って感じですが、マナー違反者にその自覚はおそらくありません。
一緒に行った嫁さんはかなり怒っていて、帰り際に施設の方にクレームを言っておりました。
とりあえず、混雑時の場所取りはホントに迷惑行為なので、絶対にやめましょう。
周りの方への思いやりを大切に、譲り合いの精神を持っておきたいところです。
体調管理もしっかり
最近はコロナの影響もあって、咳エチケットが大事ではありますし、発熱や体調が悪い場合は岩盤浴に行くのを控えるようにしましょう。
また、アルコールが入っている状態では、脱水症状の危険性がありますので、岩盤浴に行く前の飲酒は厳禁です。
酔っぱらっていると、先ほどのいびきも関連してきますが、岩盤浴室内で寝てしまう可能性が高くなってしまいます。
岩盤浴のメリットは体調がいいときにはじめて受けれる効果になりますので、体調が悪いときに岩盤浴に行かないように注意しましょう。
まとめ
これまで岩盤浴の効果的な使い方や岩盤浴で注意したいマナーをご紹介してきました。
サウナに比べると施設数が少なく、入浴できる場所が限られてきます。
しかしながら、サウナだと温度が暑すぎて苦手という方にも、使いやすいのが岩盤浴です。
カップルのデート場所としても非常におすすめであり、私も夫婦でよく岩盤浴に行っています。
今回ご紹介した方法を試しながら、近くの岩盤浴でリラックスしてみてはいかがでしょうか。
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