レインウェアやカッパをサウナスーツの代わりに使うのはおすすめしません
*この記事は2023年8月14日に更新しました
「サウナスーツの代用として上下セットのカッパを使っても一緒よね?」
こんにちは、CROSEY編集部です。
サウナスーツの上下セットは値段的にも高価なイメージが強いです。
そのため、安価で手に入りやすい”カッパでサウナスーツを代用できないか”と考える人は多いようです。
確かに単純に”汗をかく”という意味ではサウナスーツでも、密閉性の高いレインウェアでも同じように汗をかくことは可能です。
実際にサウナスーツの代用として上下セットのレインウェアを紹介しているサイトや記事などもありますし、私自身もサウナスーツを取り扱う(販売する)までそのように考えておりました。
しかしながら、結論から申し上げますとサウナスーツの代わりにカッパを使うのはやめておいた方がよいです。
サウナスーツの代用にカッパをおすすめできない理由
まずサウナスーツには素材の違いにより、安価なPVC製と高価なポリエステル製に分類されます。
今回の記事では高価なポリエステル製を基準に話を進めていきます。
(安価なPVC製だとレインウェアと比較する意味がないからです)
ちなみにカッパの方はゴアテックスなどの高価なものではなく、一般的に市販されているカッパを指しています。
*ゴアテックス製のカッパは透湿性が高く蒸れにくくなっていますし、なによりサウナスーツより効果です
耐久性が不安
まずサウナスーツは運動することを前提に素材が選定されています。
そして、ポリエステルをベースに伸縮性のあるスパンデックスを使用したりすることで、運動時の可動域を十分に確保することができています。
筋トレなどでは様々な姿勢をとることが多いですし、ランニングではお尻やもも裏部分の伸縮性がかなり大切です。
しかし、一般的なカッパにはそういった伸縮性は備わっておりませんし、運動を想定して作られたものではありません。
そのため、肩や股、お尻部分などに運動時の急激な負荷がかかったときに”生地が破れしまう”リスクがあります。
また、カッパをサウナスーツ代わりにするには、「密閉性を高めるために」サイズがキツキツのものを選ばなければなりません。
当然サイズがきついと生地が破れるリスクがさらに上がりますので、「数回使っただけでカッパが破れてしまった」という事態になってしまいます。
お手入れが面倒
サウナスーツは汗を大量にかくものですから、清潔に保つために「使用後の洗濯」は非常に重要です。
そして、最近のサウナスーツは通常洗濯できるタイプのものが増えてきています。
カッパはものにもよりますが、安価なものだと通常洗濯できないものが存在します。
また、洗濯機洗いできても”カッパは非常にかさばります”ので、他のお洗濯物の邪魔になってしまいます。
お手入れする面でもカッパを代用するのはすこし面倒だと言わざるを得ません。
実はメリットがあまりない
サウナスーツをカッパで代用する最大のメリットは「費用が浮く」ことだと思います。
しかし、最近では1万円以下で購入できる質のいいサウナスーツも増えてきており、費用が浮くメリットがかなり少なくなってきています。
いくら安いとはいえ、カッパの上下セットでも2000円程度は費用がかかります。
先ほど説明した”耐久性”などの観点から考えても、「長い目で見ればサウナスーツを直接購入する方がコストパフォーマンスはいい」というのは理解していただけるはずです。
見た目の問題
最近のサウナスーツはそのままスポーツウェアに見えるぐらいデザインがしっかりしています。
しかし、サウナスーツの代用にカッパを使ってしまうと、見た目は非常にダサいしとてもチープに見えてしまいます。
雨も降ってないのにカッパを着用しているのは違和感がありますい、人前で運動するのが非常に恥ずかしくなります。
誰もいないところで運動するならまだいいのですが、ジム通いやランニングなどは現実的に無理だと言えます。
まとめ
これまでサウナスーツの代用にカッパを使用しない方がいい理由を説明してきました。
すごく単純でわかりやすい内容だと思いますし、ここまで読んだらサウナスーツの代わりにカッパを使おうなんて思わなくなるはずです。
あまりせこいことは考えずにサウナスーツの中からコストパフォーマンスのいいものを購入するのがおすすめです。
その際にサウナスーツを選ぶときの注意点などは別の記事で説明しています。
よろしければそちらものぞいていってください。
サウナスーツ上下セット メンズ・レディース兼用
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